Slack データレジデンシー機能の導入

企業のポリシーとコンプライアンス要件を満たしつつ Slack 上のデータを保存する国や地域の選択が可能に

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かつて、オンプレミス型のソフトウェアが主流だった時代のデータストレージというのは、実に単純なものでした。データも常にオンプレミスで保管されていたからです。しかしクラウドサービスの登場に伴い、今日のデータレジデンシーはどんどん複雑化しており、グローバルに展開する組織はデータの保存場所について独自の社内ポリシーを定めていく一方で、政府や第三者規制当局はデータレジデンシーにまつわる要件を強化しています。

1,000万人のユーザーが日々 Slack でコラボレーションを実現していますが、データの主な保管場所が米国であるため、米国外の多くのチームがその恩恵に十分にあずかれない状態にありました。Slack では、このギャップを埋めて、金融サービスや行政、ヘルスケアなどの高度に規制されたセクターでもより多くのチームが Slack を活用できるようにするため、​​Slack データレジデンシー​機能を提供することとなりました。

このデータレジデンシー機能 (今年後半にリリース予定) により、グローバルに展開するチームがデータの保管場所をコントロールできるようになります。ドイツのフランクフルトが米国外初のデータリージョンとして利用可能になります。その他リージョンもその後段階的に追加の予定です。

データレジデンシー FAQ:知っておくべきこと

 

データレジデンシーの保存対象となる Slack のデータはどのようなものですか?

Slack からユーザーが生成したデータ (メッセージ、ポスト、ファイルや検索など) が指定のデータリージョンに保存されます。Slack のデータはすべて、転送時と保存時のいずれの場合でも暗号化されます。

アプリケーション生成データはどこに保存されますか?

アプリケーション生成の Slack メッセージやファイルは、ユーザー生成のメッセージとファイルが保存されているのと同じデータリージョンに保存されます。チームが Slack で使用しているサードパーティ製アプリのデータの保存場所は、対象のアプリケーションパートナーのポリシーにより異なります。

既存の Slack ユーザーですが、データを新しいリージョンに移行できますか?

はい!既存のお客様はオーガナイゼーションやチームを新しいデータレジデンシーリージョンに移行できます。ただし、OrG またはチーム全体が単一のリージョンに属する必要がありますので注意してください。

データを新しいリージョンに移行した場合、他に変更される点はありますか?

いいえ。Slack の機能や使用感はそのまま、一切変わりません。

Slack がユーザーデータをセキュアに保つ方法

データレジデンシーは、エンタープライズ級のセキュリティとコンプライアンスに対する Slack の継続的な投資の一例です。Slack では業界の標準セキュリティ規格に準拠するだけでなく、そのさらに上をいくセキュリティ対策を組み込んで、お客様がそれぞれのコンプライアンス要件を満たすために利用できる様々なツールを備えています。

Slack のセキュリティプログラムは、ISO 27001、ISO 27017、ISO 27018、SOC 2 Type II、SOC 3、EU-米国プライバシー・シールド、スイス-米国プライバシー・シールド、Cloud Security Alliance の認証を受けています。また Slack は、FINRA、HIPAA、FedRAMP や GDPRなど、業界固有の規制、国際的なセキュリティやデータプライバシー基準への準拠についてもお客さまをサポート。新たな指針と業界のベストプラクティスを組み込むことでセキュリティプログラムを強化しつつ、適用範囲の拡大に取り組んでいます。

データレジデンシーは現在ベータ版で、今冬からプラスプランと Enterprise Grid プランをご利用のお客様向けに提供を開始します。データレジデンシーを始め、Slack のセキュリティについての詳細は、www.slack.com/security を参照するか、Slack までお問い合わせください。

本内容は情報提供のみを目的としたものであり、拘束力のある文書ではありません。どんな製品または機能のデプロイ、リリースおよびタイミングも Slack の単独の裁量によるものであり、変更される可能性があるため、購入の決定に際して本内容に依存することはしないでください。

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