アジアにおける Slackの成長:これまでを振り返り、これからを考える

おかげさまでアワード受賞!でも、やることはまだまだあります。

A globe showing Asia is depicted as a pearl in an oyster shell.
Image Credit: Patrick Leger

マイルストーンは誰にとっても特別な意味を持つものです。それは人生にリズムを刻むものであり、これまでの成長やこれから目指すものについて立ち止まって考えるタイミングでもあります。

これは Slack チームにとっても同じです。

2017 年 11 月 17 日に Slack 日本語版を提供し始めてからまもなく 2 年、そしてアジアパシフィック地域に 最初の オフィスを設立してからは 4 年が経とうとしています。今回は、このアニバーサリーを祝うとともに、これまでの成長を振り返りたいと思います。

他社と比べてどうだったか

Slack は最近、そのテクノロジーの幅広さから、G2 が選ぶ「アジアパシフィック地域での社内コミュニケーションソフトウェア」で第 1 位高評価のソフトウェア企業として第 3 位に選ばれました。

こうして賞をいただくのはとてもうれしいことですが、チームにとって一番よかったのは、これらがユーザーの気持ち、つまり、お客様の体験に基づいた順位だということです。実際、90% という Slack のユーザー満足度スコアは Microsoft Teams(71 %)をはるかに上回っていて、これが単なる日間アクティブユーザー数による差ではないことがわかります。

このことは私たちの会社にとって大きな原動力です。それは G2 のレポート「アジアパシフィック地域でのグローバルベンダー上位 25 社」からもわかります。大事なのは、この地域にきちんと向き合うこと。また、どの地域でも同じ水準のカスタマーサービスを提供することです。

「今後のさらなる可能性」

Slack は設立した当初から、企業向けにコラボレーションソフトウェアを作ることだけにフォーカスしていたわけではありません。それよりも、みんなが本当に使いたいと思えるもの、十分満足して使えるものを作りたいと考えていました。このような考え方は今、コンシューマーアプリの世界ではあたりまえになりましたが、実はつい最近まで企業ソフトウェアには期待できないことでした。

この Slack のユーザー第一主義は今年日本で認められ、2019 年度グッドデザイン賞の受賞につながりました。Slack がソフトウェアデザインの際に採用している、ユーザーに寄り添うアプローチが評価されたのです。

審査委員からは次のような評価コメントをいただきました。

「 Slack は人・データ・アプリケーションの管理を一元化して、必要な人が、必要な情報に、自由にアクセスすることを可能にするビジネスコミュニケーションの新しい方法を提供するツール。世界中で活用されている実績もさることながら、特に印象に残ったのはユーザーファーストの姿勢である。利用者のフィードバックに柔軟に対応し、常にアプリケーションの改善を行う仕組みが整っているところに今後のさらなる可能性を感じる」。

グッドデザイン賞をいただけたこと、そしてソフトウェアに限らず、さまざまな分野で「社会をよりよくする優れたデザイン」として評価されたことはとても光栄です。そして、私たちのソフトウェアが文化を越えて認められたことをとてもうれしく受けとめています。

すべてはカスタマーのために

さて、グッドデザイン賞を受賞したのはもちろんうれしいことですが、それよりも私たちが一番充実感を得られるのは、この地域でカスタマーの成長をサポートできたときです。

今、世界は常に変化し、どんどん複雑になっています。アジアも例外ではなく、変化のスピードが速いことで時には物事をスムーズに進められないこともあります。このようなグローバルで複雑な経済環境の中で、私たちのカスタマーも成長とイノベーションに取り組んでいます。そのゴールに向かうジャーニーを、事業部門や業種に関係なく誰にとってもより取り組みやすいものにすることを Slack は目指しています。

オーストラリアでは、毎年 100 か国以上からの学生 87,000 人を支援している学術機関 RMIT や、グローバルなオンライン不動産広告会社である REA Group において、イノベーションと社員の取り組みを加速させるサポートをしています。この両社の活動はすばらしいものです。

日本では、日本経済新聞社Sansan 株式会社が Slack を同じようなやり方で活用しています。

Sansan 株式会社では、 300 名以上のエンジニアがさまざまなアプリを Slack のプラットフォームに直接統合し、Slack を開発とモニタリングの中心ツールとして使っています。これによってオペレーションが整理され、異なるソフトウェア間でコンテキストを切り替える時間が短縮することができました。

日本経済新聞社では、ビジネスプランニング、プロモーション、マーケティングに Slack が活用されています。Slack ベースの会話の約 70% がパブリックチャンネルでやり取りされており、透明性やエンゲージメントなど事業において重要なバリューが実現されています。

ほかにも私たちが学んだこと

まず、成功するにはみんなのサポートが必要だということです。そして、そのサポートはそれぞれの地域のメンバーとそこでのナレッジが必要です。

Slack では、メルボルン、シドニー、プネ、東京のオフィスに約 140 名のメンバーがいます。オーストラリアに 56 名、インドに 30 名以上、日本に約 50 名です。彼らはみなさんのビジネスライフをよりシンプルに、より快適に、より有意義にするための友人です。オフィスサポートのスタッフから、製品開発、現地セールス、カスタマーサクセスまで、みなさんのビジネスの現場を理解したさまざまな担当者が各地域でみなさんをサポートします。

他にも成功するためには必要なことは何でしょうか?エンゲージメントです。(すでにおなじみですね!)

2019 年 9 月、 1 日の Slack の日間アクティブユーザー数が 1,200 万人を突破しました。年に約 37% の成長です。この 1,200 万人のうち、なんと 128 万人が日本、オーストラリア、ニュージーランドのユーザーです。そしてそれは日本を含めた 16,000 のカスタマーからのユーザー数です!

多くの人が今、メールからチャンネルへと移行していますが、この移行によるメリットを感じてもらうために欠かせないのが、深いエンゲージメントです。結局のところ、誰も使いたいと思わないソフトウェアにメリットなんてないからです。みなさんに使ってもらえるからこそ、Slack を使うお客様がさらに増え、さらに豊かで価値ある体験を生んでいるのです。

私たちは最近、ユーザーが通常の週に 50 億以上ものアクションを Slack 上で実行していることを発表しました。この膨大なインタラクションは、Slack 登録開発者によって支えられています。日間アクティブユーザー数にして約 60,000 人にも上る彼らは、役立つ機能と本当に使えるエクスペリエンスをどんどん生み出しています。

さて、次は?

Slack はこれからアジアにもっと投資していきます。

例えば、先日開催した「 Frontiers Tour Tokyo 」では、600 人を超えるさまざまな業界のリーダーや技術者が東京の虎ノ門ヒルズフォーラムに集まり、新しい働き方について考える機会となりました。カンファレンスでは主な新機能を発表したほか、インフォバーン、MONET Technologies、日本経済新聞社、メルカリなど、Slack のユーザー企業からの貴重なインサイトや学びを共有することができました。なお今月は、「 Slack Platform Asia Tour 」をアジアパシフィックの 10 都市で開催する予定です。

また、新機能であるデータレジデンシーについてのは「 Slack データレジデンシー機能の導入」をご覧ください。変更の可能性はありますが、現在のところ、日本とオーストラリアで新しいデータリージョンを 2020 年初めに展開する予定です。(予定段階での発表に基づいて購入に関する意思決定をされないようにお願いいたします)

Slack はこれからも、みなさん、みなさんのチーム、そしてみなさんのビジネスの発展をサポートしていきます。

Slack is the collaboration hub, where the right people are always in the loop and key information is always at their fingertips. Teamwork in Slack happens in channels — searchable conversations that keep work organized and teams better connected.