Slack の基本 (パート 1): 導入

Slack の中の人の Slack 研修に学ぶ

sitting in student desk

Slack の新入社員のほとんどは、すでに Slack の基本的な使い方を知っています。でも、たいていは数人のチームや、カジュアルな用途にしか使用したことがありません。それが Slack に入社すると、一気にユーザー数は数百人、チャンネル数は数千にもなります。つまり、まったく新しいレベルで Slack を使うことになります。

それで、新入社員は全員、入社 1 週目に 1 時間の研修を 2 回受けることになっています。Slack を使って業務を行う方法をそこで学ぶのです。

Sign with Slack colors around border that says Office Hours Get Better at Slack in Japaneseこの研修では、Slack をよく知っているつもりの人でも、もっとうまく使いこなすための新しいことが学べます。この記事では、研修で教えているヒントをいくつか紹介していきます。Slack を使い始めたばかりの会社でも、すでにフル活用している会社でも、ここで紹介するヒントを応用すれば、きっと新入社員の育成をスピードアップできます。

1 回目の研修では主に、いろいろなチャンネルをナビゲートする方法、知りたい情報を探す方法、Slack アプリを自分用にカスタマイズする方法について新入社員に教えています。

チャンネル間のナビゲート

Slack では、全社員が4 つの重要なチャンネルのメンバーになっています。

1 つ目のチャンネルは、全社向けの社内通達チャンネルです。週ごとに全社向けの重要なメッセージがいくつかポストされるだけで、会話のやり取りはほとんどありません。このチャンネルは、デフォルトでは 「#general」という名前になっていますが、変更もできます (Slack では「#announcements-global」にしています)。また、地域ごとの社内通達チャンネルもあります。オフィスや国に限定される情報用のチャンネルで、例えばサンフランシスコのオフィス限定のお知らせなら 「#announcements-sf」 チャンネルを使います。社員は自分に一番関係のあるチャンネルに参加します。

全社員が使っているのチャンネルの残り 2 つは、ソフトウェアの新しい機能に関するものです。「#released」チャンネルには一般公開された新機能の情報がポストされます。「#released-internal」にはベータ版の新機能についてのお知らせがポストされるので、だれでもテストに参加できます。

配属先によっては、Slack 社内の公式ユーザーグループに参加した時点で、いくつかの関連チャンネルにも追加で参加することになります。

だれでも情報を見つけやすくするために、予測しやすいパターンのチャンネル名のつけ方ルールを決めておくことが大事です。Slack 社内で使っているチャンネル名の多くは、次のような言葉で始まります。

  • #team-* (チーム) チーム内でやり取りをするためのチャンネル。例: #team-ios
  • #triage-* (トリアージ) ソフトウェアから人事にいたるまで、さまざまな問題の報告と対応に使われるチャンネル
  • #help-* (ヘルプ) 一般的なヘルプを依頼するためのチーム別、機能別に分かれたチャンネル
  • #feat-* (機能) ソフトウェアの新しい機能すべてがプロジェクトとしてまとめられているチャンネル
  • #launch-* (ローンチ) ソフトウェアの新しい機能の発表すべてについてまとめられているチャンネル

 

情報を見つけるためにサポートが必要な場合は、自分の #team-* ャンネルで質問できます。それでも見つけられない場合は、クイックスイッチャーを起動して #help- と入力すれば、出てきたチャンネルの候補から、情報が見つかりそうな特定のチームを絞り込めます。

チャンネル内を検索する

たくさんの情報がやり取りされている Slack ワークスペースの中を検索することは、社員として情報を手に入れるのに欠かせません。検索を始める一番簡単な方法は、キーボードショートカットの command + F (Windows/Linux では ctrl + F) を使うこと。今見ているチャンネル内の情報に限定して検索できます。検索結果はメッセージやファイルでフィルタリングすることも、画像など特定のファイルタイプで絞り込むこともできます。

 

検索では他にも、たくさんの検索モディファイアが使えます。中でも頻繁に使われているのは、has:star(スター付きアイテム検索) やhas:(リアクション絵文字コード)、時間ベースのモディファイアなどです。新入社員研修の一環として、前もってメッセージや情報、ファイルをポストしておき、それを新入社員に検索してもらうといいかもしれません。例えば、会社の名前の由来を検索してもらうというのもおすすめです (Slack の場合、その答えがアーカイブの深いところにあるので練習になっています)。

同僚とのコミュニケーションマナー

Slack の絵文字は、本文ではなく、あくまでもケーキの飾りのような目的で使うもの。つまり、文章の単語を絵文字に置き換えるのは NG です。メッセージが読みづらくなりますし、たくさんの単語が絵文字に置き換えられていると検索できなくなってしまいます。絵文字は文末に使用するか、メッセージにプラスして使うのがいいでしょう。

Slack では、離席中はカスタムステータスを表示するというルールにしています。このステータスを見れば、外出なのか、長期休暇なのか、病欠なのかがみんなに分かるので便利です。

おやすみモードの設定を、デフォルトから変更しておくことをおすすめします。忙しい時はいつでも「おやすみモード」を自由に使って OK、ということを社員に伝えましょう。おやすみモード」により、業務が不必要に妨げられないようにしながら、忙しくて質問にすぐに返事できないことを同僚に知らせることができます。

その他の役立つヒント

新しいユーザーが、環境設定にあるオプションをすべて使いこなせるようにしましょう。特に、「詳細設定」/「チャンネルリスト」のサイドバーの設定をいろいろ試してみてください。最適なオプションを見つけることができます。

研修初日の最後に覚えてもらいたいのは、重要なメッセージにはスターを付けると便利、ということです。また、よくダイレクトメッセージを送る相手や、一番重要なチャンネルにスターを付けておけば、サイドバーで見つけやすくなるのでおすすめです。

 

次回、「Slack の基本 (パート 2)」では、やり取りの活発な Slack チームを仕事中に管理する方法、チームの連携に関するヒント、仕事を行うのに役立つさまざまな設定について取り上げます。

 

Matt Haughey は、Slack 入社前は 8 人のチームで 4 つのチャンネルを使っていましたが、入社初日には 125 人のチームに参加して 750 ものチャンネルを使うことになりました。

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